こんにちは。
赤羽ライダーです🪖
さて、先日、地下鉄の1日乗車券を使ってお散歩していた私でしたが・・・
4月19日よりコロナに感染していました。
■事の発端はわからず。
憶測ですが、先日ブログに書いた地下鉄旅の際に移された事が考えられます。
他、職場・家族以外とは関わっていない事、一人での旅もしていない事などを考えると
やはりこのお散歩以外、感染経路が考えられませんでした。
乗降者の中には、マスクもしていない方もチラホラと目立っていたり、時折咳き込んでいた方とすれ違った事もあり・・・
まさかとは思っていましたが、そのまさかでした。(笑)
■日中から体内のコロナが暴れ出す。
19日、感染当日、早番だったので朝が早かったのですが
特に身体的な異常も無く出勤しまして。(強いて言うならば、若干の疲れ・眠気は強かった。)
その日も運が良かったのか、大先輩と勤務が一緒でした。
当日は、ご利用者をお風呂に入れる当番だったのですが
何名か入れ終えた頃から段々と胸のムカつき・何かを背負わされるような気怠さ・臀部の筋肉の強張りを感じ始めまして。
「この気持ち悪さ、胃腸炎かな・・・。」と思いまして。
申し訳なかったのですが、早めに休憩に入らせてもらい、一旦横になって様子を見ることに。
横になって目を瞑るも・・・その後、急な悪寒とアイスピックのような鋭いもので刺すような頭痛、倦怠感に襲われまして。
何気に具合が悪くてどうしたら良いかわからず
大先輩から自分のバイタルを測るよう指示をもらい、測ってみたら
体温38.8℃
即帰りなさいというわけで、申し訳ないのですが早退致しました。
■1日目。
早退して、まずは一旦しっかり横になって寝ようと思いましたが
目を閉じても、頭痛がひどくてなかなか寝付けませんでした。
いつの間にか2時間位、寝ていたのかな。
レッドバロンからの電話で起こされまして。
バイクの故障原因がわかったとの事でした。※詳細は後日、別のブログで記載致します。
やーっと寝付けたと思ったら、起こされましたが・・・
悪寒、筋肉の強張りに関しては良くなっている様子がありました。
ただ、強い頭痛と倦怠感は取れず。
その後も、その日は通して2時間おきに目が覚めたり、なかなか寝付けなかったりと言うのが続きました。
まぁ、次の日には朝イチに病院に行って、胃腸炎とかの薬出してもらって明後日からは元気に出勤出来るだろうと考えていました。
■2日目。
朝起きてみると、痰絡み・喉の痛みが加わっており、何より頭痛がピークに達していました。
どの体勢で横になっても、座っても、何をしようと治らず頭に痛みがへばりついている感じで
常にアイスピックみたいなもので刺されているような。
アイスノンを当てても、痛みはなかなか治らず・・・
ただ、コロナに感染していたらと思うと、速やかに会社に報告しないといけないと思いながらも体調が悪すぎて歩くに歩けないと言う。
9時に病院へ受診する予定でしたが、結局10時50分に到着。
病院に着いた安心感はありましたが、この日が1番体調的にきつかったです。
病院の匂いを嗅いで吐きそうになるという。(笑)
そんなこんなで、インフルエンザとコロナの検査を行います。
コロナ・・・まさか。
自分に限ってある訳ない。
と、正直に高を括っていました。
ただ、検査待ちの間も、今までに感じたことのないような異質の気持ち悪さが身体を襲ってきます。
横になる事も出来ないので、兎にも角にも目を閉じて、少しだけでも何も考えないようにしようと思いました。
結果は…「コロナ陽性。」
正直に頭の中は真っ白になりました。
会社はどうする…
休んだら、勤務変更が掛かって大変な事になる。
今まで妻がコロナに罹っても、自分と息子だけは罹らずに対処できてたのに。
何故、今…??という。
すぐに現状を大先輩に連絡。
で、5日間の出勤停止に。
◼️3日目。
薬を飲み始めて1日目だったが、薬がすぐに効く訳も無く、喉痛・痰絡み・頭痛は変わらず。
とにかく頭痛が何よりもひどい。
眠りも浅く、2時間おき位に目が覚めてしまうという。
朝か…と、目覚ましを見たらまだ夜中とか。
そんなこんなで目を閉じるも寝付けず
ウダウダと過ごす…。
少しは睡眠が取れたからか、頭痛もこの時には段々と無くなってきた。
家族は現状で問題ない事、自分の状態等を15時頃に会社に現状報告し、再度眠りにつく。
◼️4日目。
朝起きて、嫁さんからLINEが入っていた。
息子がお熱37.7 痰絡みの咳をしているらしい。
コロナに罹るという。
今後どうなるのか、不安と焦りで、気持ち的に休めない。
会社はどうなっているのかわからない…
お客様はどうか、職員には本当に申し訳ない事をしている…
あの日、寝坊していたら…
絶対に有り得ませんが、ズル休みをしていたら…
通勤途中、自転車で転んで休みになっていたら…
「たられば。」という事を考えると、止まりませんし、どうしようも無い事はわかっているのですが、どうしてもそんな事ばかり考えてしまいます。
何もしていないのに、ドッと疲れる。
当たり前じゃ無いこの日常に、本当に嫌気がさしました。
普通に会社に行ける事、通常のお休みをもらえる事がどれだけ幸せだったか…
体調もそうですが、何よりも1番効いたのは気持ち的な落ち込み、食欲も落ちました。
正直メンタルがやられました。
◼️5日目。
自分は体調的には段々と戻ってきました。
やや、痰絡みは残っていましたが、頭痛などの症状はしっかりと消えていたと記憶しています。
ご飯も段々と食べられるようになってきて
ご飯も大分、回復しました❤️🩹
やっぱり食べれるというのは、生物の生命維持活動としての役割は非常に大きいです。
最終的に長生きする人は"どんなに熱を出そうと、具合が悪かろうと、どんな時でも食べれる人"というのが最終的には生き残っていくんだろうと、介護福祉士として10年働いて色々な方々を看取ってきて感じた事です。
話は変わりますが、息子はと言うと…
発症から次の日にはケロッとしていて、学校を1週間休めるという事で…普段以上に元気になっていました。
親とは対照的な息子の太陽のような明るさが眩しかったです☀️
と、同時に親として腹が立ってきました。(笑)
そんな元気な息子に
「そんなに元気なら学校行く?」と、聞いてみましたが…「それだけは絶対に嫌だ🙌」との事でした。
ここも対照的。(笑)
◼️6日目。
完璧に体調も戻り出しましたが、ずーっと寝たっきりで体力が落ちてしまったので、久々に座っているというトレーニングです。
「座っているだけ。」というのも、何気に根気が必要になります。
誰と話す訳でも無く、何もする事がない、となると…
自分の中での正解は「横になって何も考えず無になるしかない。」という事でした。(笑)
人間、やる事が無くなると正直に無になります。
良い意味でも、悪い意味でも。
留置所の中というのが、ものすごく例えで言うとわかりやすいかなと思うのですが。
検察官との話し合い、司法取引までの時間。
独房の中でただただ孤独に、時間が流れるのを待ちます。
看守が時折持ってきてくれる本を読んだり…昼寝したり、ボケーッとやる事もなく、ただ闇雲に空想と反省と今後の人生についての考えに老ける…
そこには時間という概念はほぼ無く、ただただ有るのは変わらない壁と天井があって
気分転換のラジオ体操に出ても、天井には鉄格子が張り巡らされた空がそこにあって。
どこにいても絶対に限界を感じる狭い空間の中に有ります。
そんな中で自分の真理と向き合い、今後について考える…。
あまりにも、何だか違う気もしますが
隔離という事は、つまりそういう事だと自分は感じました。
老人施設全般にも、言えるんじゃないかな。
◼️何だか話が脱線してしまいましたが。
会社の人には大分迷惑を掛けてしまいました。
ただ、コロナでの隔離生活というのはとにかく不安と孤独が付き纏うというか。
社会との繋がりを断たれてしまうと、会社は大丈夫なのか、お客様は…会社の人は…。
自業自得なのですが、何がどうなってるのか…という不安がものすごく押し寄せてきます。
ただ、 散々書きましたが
今一度、今後の自分の人生と向き合う良い機会にもなりました。
歳をとっている、家庭を持っているという事を理由にして、やりたかった事にチャレンジする事を諦めたくはないなと思いました。
この気持ち、忘れないようにしていこうと思います。
いい意味で、自分と向き合う、良い機会になりました。
有る意味では、コロナに罹ってよかったかな。
前向きに考えると。
…それでも、もう罹りたくはないです。(笑)